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この放送がアツかったレビュー!

「全米オープンテニス」

2010年8月30日~放送分

ツワモノ達がニューヨークに大集結!4大グランドスラムの中でも、特にエンターテイメント性に富んでいる全米オープンテニス。シーズン最後のグランドスラムタイトルを手にしたのは、果たして?!

先の読めない展開の連続に、毎日熱狂!

2010年8月30日。今シーズン最後のグランドスラム、全米オープンがスタートした!!

全米オープンテニス2010年の見どころは、なんといっても男子シングルスの王者争いだっただろう!
俺が注目していたのは、ロジャー・フェデラー。サービスやショットの抜群なコントロールはまさにキングだ。2001年のウィンブルドン、大会4連覇中だった当時の絶対王者、ピート・サンプラスを19歳にして破ったところから、彼の時代は始まった。2003年の4大大会初優勝を皮切りに、グランドスラム優勝記録16回、全米は5年連続優勝、全豪での全試合ストレート勝ち、世界ランク連続保持記録、年間獲得賞金の最高額更新などなど…。数え切れないほどの記録を塗り替え続ける輝かしい活躍を見せ続けた。しかし2008年頃から、負けるはずがない試合であっさりと敗れてしまったり、世界ランク1位から237週ぶりに2位に落ちたりと不調が続いている。2010年は、全豪で見事な優勝を遂げ、再び王者として返り咲いたかに見えたが、その後の全仏、ウィンブルドンともベスト8止まり。やはりまだ不調は続いているようだ。そして今シーズン最後のグランドスラムである全米。この大会で俺は、フェデラーの復活を、夜も眠れぬほど待ち望んでいたのだ!

『至上最高のテニスプレーヤー』とまで呼ばれるフェデラーのライバルといえば、やはりこの若獅子、ラファエル・ナダル
全仏優勝5回、ウィンブルドン2回、全豪1回、24歳にしてグランドスラムを8回優勝しているナダルは、全米を制覇すれば男子史上7人目の生涯グランドスラムの達成となる。あのワイルドな打ち方には男の俺でも危うく惚れそうになってしまう。この二人の対決を決勝で見たい!と思うのが、やはり大方のテニスファンの心情だったんじゃないだろうか。

しかしふたを開けてみれば、二人の決勝での試合は観られなかった。準決勝で、フェデラーが第3シードのノバク・ジョコビッチに、3時間44分にも及ぶフルセットの熱戦の末、敗れてしまったのだ。だがこの準決勝、手に汗握るとはまさにこのことだった。一球一球に命を吹き込むようなフェデラーのショットに、どこまでも食らいつくジョコビッチの粘り強さ。試合なので必ず最後に勝ち負けは出てしまうが、両者に心から拍手を送りたくなるような、すばらしい試合だった。そしてやはり、王者フェデラーの復活を望みつづける俺がいる。
フェデラーのいない決勝、もう一方の王者ナダルがはじめから怒涛の快進撃を見せた。降雨の影響で試合が中断されたときはひやっとしたが、ナダルの力強いサーブは相手を寄せ付ける隙を与えなかった。24歳の生涯グランドスラム達成者が誕生した瞬間。歓喜のあまりコートに崩れ落ちたナダルを見て、俺は不覚にも号泣してしまった。今大会でも胸を熱くする試合をいくつも見せてくれたナダルに、感謝。そしておめでとう!!

とはいえ、日本勢だって負けていなかった!まずは錦織圭
08年には全米オープンベスト16進出を遂げており、グランドスラムの中でも特にこの大会には期待するものが大きいはずだ。
錦織は去年、右ひじを手術しており、長いリハビリの後の復活。俺的にはエアKが、故障の原因ではないかと思うが、やはりエアKを見たい!というファンは多いことだろう。ジャンプをしながら放たれるショットは、はずすことはほとんどと言っていいほど無い。2回戦では錦織リードの中、相手の棄権というラッキーもあった!ツワモノがひしめく男子テニス界、流れは錦織に来ている!とさえも感じさせてくれたが、なんと、3回戦の激戦のあと、衝撃のリタイア…!まさか、右ひじか…?とテレビ前で戦慄したが、どうやら今回は左足付け根を傷めてしまっていたらしい。どちらにしても無念だ…。だがまだ20歳の若い選手。来年、一回り成長した彼の雄姿を期待したい!

そして女子シングルスでは、幼い頃から密かな憧れを抱いていたクルム伊達公子が出場!40歳とは思えないパワフルなプレーと卓越した精神力は、どんな若い選手だってかなわない!今年は堂々の本線ストレートイン。もちろん俺も大いなる期待で見ていたが、スベトラーナ・クズネツォワという25歳の選手に1―2で敗れ、15年ぶりの勝利を逃した。しかし、彼女の粘り強い試合運びに大きく感動した俺は、1回戦だというのにうっすら涙が…。また彼女の試合を見られるだけで、本当に嬉しい。生きててよかった!(笑)これからの活躍が楽しみだ!

女子の決勝はベルギーのキム・クライシュテルスとロシアのベラ・ズボナレワが対決し、クライシュテルスに軍配が。ズボナレワはウィンブルドンに続いて2大会連続決勝に進出している、クレバーなテニスが持ち味のベテラン。しかしそのズボナレワをクライシュテルスは6-2、6-1のストレートで下し(試合時間はなんと1時間!)、2年連続3度目の優勝杯を手にした。表彰式では愛娘を片手に抱き上げ(この子が本当にかわいいんだ!)、世界中の働く母親たちに勇気と希望を与えたことだろう。

大会の中でびっくりしたのは、ベラルーシの選手、ビクトリア・アザレンカが試合中に突然失神して倒れるという事態が起こったことだ。猛暑のニューヨーク、厳しい環境の中で激しいパフォーマンスを魅せてくれている選手たちの過酷さを垣間見た気がした。

こんなおもしろい全米オープンを、準々決勝からしか観られない民放にはもう、興味はなかった。初戦から先の読めないこの大会を、開幕から連日生中継をしていたのがWOWOWだったんだ。これはもう、来年も再来年も観るしかないだろう!

今回長男が思いっきり音楽&スポーツを楽しんだのは…

スポーツの試合や音楽ライブの“独占生中継”を数多く放送。海外で開催されるスポーツの試合や、なかなかチケットが手に入らない人気アーティストのライブなど、地上波では見ることのできない映像が多く放送されている。

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