「感染列島」
12月16日放送分
未だかつて人類が体験したことのない、未知の新型ウイルスが発生。そのウイルスによりパンデミック(感染爆発)を巻き起こした日本で、1人でも多くの命を救うために最前線で戦う救命救急医たちの壮絶な闘いを描く。
未知のウイルスが人類を襲う恐怖にドキドキ!
忙しくて劇場公開時期に見逃してしまっていた「感染列島」。
WOWOWの無料期間だった15日の中で放送されると知り、早速視聴してみたところ、最近では珍しい原作なしのオリジナル作品ということもあり、すごく見ごたえがあった!
日本で発生した恐るべき致死率の未知のウイルスが瞬く間に蔓延していく中、極限状況下でも愛する者を守るために奔走する人々の姿を描くパニック・エンターテインメント。…という内容ではあるのだけれど、エンターテインメントとはいえウイルス・パニックは実際に起こりうること。そう思って真剣に、かつ身近な問題として物語を見ていたらものすごく怖くて、もしかしたらホラーの要素のほうがパニックよりも強いかも!? とさえ感じた。実際、ウイルスが驚くほどの速さで広がっていく様子や、機能が低下していく都市の姿はかなりショッキング。中でもCGなどで描かれた、廃墟と化した銀座や新宿などの繁華街の映像は見ものだった。
ウイルス感染が広がっていく恐怖を描く映画としては、ついつい「28日後...」や「ドーン・オブ・ザ・デッド」などのゾンビ系作品を想像してしまうけど、本作ではそれらで描かれてきた“人間の狂気”ではなく、未知のウイルスと無防備な人類との闘いを真正面から描いているのが印象的。
初めての事態に遅れる政府の対応、パンデミック(感染爆発)に巻き込まれた人々の悲劇、“見えない敵”であるウイルスの前にあまりにも無力な人間たち…。鑑賞中に昨年の新型インフルエンザの流行を思い返し、改めてコワイ! と思うとともに、「もしも自分がこの状況に遭遇したら」と想像せずにはいられない。思わずウイルス予防の方法などをかなり熱意を持って見てしまった。まさに、“ウイルスと人類の戦い”におけるシミュレーション・ムービーとも言えるかも。
こういう作品を見るといつも思うのだけど、実際こういった状況に陥った時、私はパニックに襲われずに、冷静に行動できるのだろうか…。そんなことを話していたら、一緒に映画を見ていた彼が「その時は俺が守ってあげるから大丈夫!」と頼もしい言葉をかけてくれた。…今の私には、彼の顔が(主人公の)妻夫木聡に見える(笑)!
と、能天気な空気に酔いつつも、実は映画の冒頭で表示されていた「2011年1月」の訪れが本気でちょっと恐ろしい小心者な私。昨年の新型インフルエンザ流行の際のように、ウイルスが蔓延してしまってから右往左往するはめにならないように、今から医療薬品や備蓄食糧、生活用品を揃えておかなくちゃ! と密かに心に誓ったのだった。それにしても、WOWOWが無料の15日のあいだに、話題を呼んだ映画が目白押しだった。改めて、お得……









